
どうも、うつブロガーのポモ子です。
休職をした経験談や退職した話は別の記事でお話していますが、実際に会社をやめて治療に専念したいとなるとなかなか踏み出せないというかたは多いと思います。
私もそうでした。
これは私が休職しているときに「メンタル疾患」を持つ人同士があつまる「コミュニティチャット」でよく聞いた話です。
・「ドクターストップ」がかかってやっと「退職」する決断ができた。
・身動きがとれないほどダメージを受けて出社どころではなくなった。
・病院の診断書を会社に提出しても受け取ってもらえなかった。
・「甘え」だの「認めない」だの言われて休みすらもらえなくてつらかった。
・会社が辞表を受け入れず限界で「バックレ」たけど、給料がきちんと支払われなくて困った。
ほかにもさまざまな困るケースをメンタル疾患を抱えた仲間から聞きました。
職種もいろいろで、会社員、公務員、医療関連など。
意外に地方公務員や病院などもブラックな環境ってあるんですよね。
一体どうやって対処したらよいのでしょうか?
<この記事でわかること>
●トラブルなく「会社を辞める」時に活用できる『退職代行サービス』がある
●給与の未払いや損害賠償などのトラブルに巻き込まれない方法を知ろう
●「体調が悪いなか怖い上司に言えるか不安」を解消しよう
◆筆者(ポモ子)のご紹介◆

本当ならば「退職届」と「診断書」を受け取ってもらい円満退社が理想ですよね。
悩んでくるしんでいるのは”円満”にならないから。
ならば、法律などの専門家の力をかりてみてはいかがでしょうか。
実際にどんなサービスなのかわからないと不安だとおもいます。
『退職代行サービス』について詳しく解説しますので一緒に「不安」を解消していきましょう。
はじめて「うつ」を発症したときの体験談はこちら ▼
『退職代行サービス』ってなに?

退職代行サービス(たいしょくだいこうサービス)とは、依頼者の退職の意思を依頼者に代わって会社に伝え、退職を支援するサービスである。
引用:Wikipedia
近年『退職代行サービス』の認知度が増していますがどんな内容のサービスなのかは知っていますか?
一口に『退職代行サービス』といっても種類は様々。

ただ「辞めます」って会社に言ってくれるだけじゃないの?

大きく分けると3種類に分類されるの。

ちょっと何いってるんだかわからない。

そうだよね。わかりやすく教えましょう!
『退職代行サービス』の種類と料金の目安
大きくわけて3つの運営母体に分類されます。
●民間業者・・・よく聞くのがこちら。「代行」のみを行うサービス。料金は安価だが、退職したいことを伝えるのみが基本。
●労働組合・・・労働組合が持つ「団体交渉権」を行使して退職についてや詳細の「交渉」を行う。ただし、訴訟などは弁護士ではないため専門外。
●弁護士事務所・・・弁護士資格所持者が法律の観点から勤務先と交渉。退職以外に発生しうるトラブル(賃金未払い、損害賠償、慰謝料)に対応可能。

2017年からサービスがスタートしてたくさんの業者が参入しています。なかには電話だけを代行する会社もあるみたい。うーん、微妙・・・
『退職代行サービス』のサービス内容の違い
・退職連絡の仲介のみ
そのほかの交渉などは法律的な権限がないので場合によっては「非弁行為」となるのでNG。万が一勤め先と何かあっても対応してくれるかの保障はない。
・料金は割安 5000円から1万円前後
★すぐに連絡だけでもしてほしいという方、そこまでトラブルには発展しない環境、費用を抑えたいひとはコチラガオススメ!
・退職日の調整や有休消化、未払金の支払い要求といった基本的な要求は対応可能。
会社側が労働組合の交渉要求を拒否した場合、逆にそちらの方が違法(不当労働行為)となりうる。
・料金 3万円前後(定額で明瞭な場合が多い)
★勤め先で相手にしてもらえないなどブラックな環境に勤めている場合などはこちらがおすすめ!

★女性のための『退職代行サービス』で安心!



・退職の意思を伝えるだけではなく、有給休暇の買い上げや退職日調整。未払金支払いや損害賠償請求なども対応可能。
・料金 3万円から5万円前後(慰謝料の請求などは別途費用が必要になる。)
★料金は基本の退職代行に加えて慰謝料を請求したいなど要望により追加される。
あまりにもひどいハラスメントや環境の場合で泣き寝入りしたくない場合などは法律の専門家は
心強いはず!

注意すべき点
民間業者が「弁護士監修」などをかかげているのでホームページなどでは見分けがつきにくい。
交渉に関して弁護士が直接対応しないと「非弁行為」に抵触する恐れがある。
弁護士法に基づいた弁護士の資格を持たずに報酬を得る目的で弁護士法72条の行為(弁護士業務)を反復継続の意思をもって行うこと。非弁行為ともいう。
引用:Wikipedia

「非弁行為」だとわかると勤務先が交渉に応じず逆にトラブルに発展する場合もあるので慎重に選びたいね!
『退職代行サービス』のメリット・デメリット


会社に迷惑をかけたと言って「損害賠償請求だ!」という圧力や給料は払わないという事業主は実際にいます。すくなくともわたしは経験しています、4年前の話です。

たくさんあると値段だけでは判断できないですよね。業務内容を事前に知っておくと安心してお願いできますよね!
ポモ子厳選!迷わず生きるための『退職代行サービス』3選
★利用したほうがいいケース★
・労働環境、職場が原因で「うつ」や「適応障害」などの症状になった
・病気で働くことが困難になった
・休職することができない
・休職したが元の職場で働く自信がない
・会社がなかなか辞めさせてくれない

もしもあてはまる場合は黄色信号!前向きに考えてほしい。まずは無料相談するだけでもおすすめします。
●おすすめポイント
・合同労働組合「退職代行toNEXTユニオン」が運営する女性の為の退職代行サービス
・退職代行を行う業界団体「退職代行協会」の認証も受けているので安心
・通常のサービスはもちろん退職代行の「サブスク」サービスがある。
・料金は正社員・契約社員・派遣社員・内定辞退、アルバイトやパートでも社会保険に加入している場合は29,800円(税込)
・アルバイト・パートで社会保険に未加入の場合は19,800(税込)
・月2回まで利用できる退職代行のサブスクサービス「ヤメホー」は月額3,300円(税別)



●おすすめポイント
・東京都労働委員会認証の法適合の法人格を有する合同労働組合が運営母体(全国対応)
・労働組合法6条(労働者のための代理交渉OK)に則って手続きを行うので確実
・低価格な一律料金設定【社員・アルバイト・パート一律24,800円】で安心



●おすすめポイント
・弁護士と社会保険労務士資格を有する弁護士さんが対応(全国対応)
・出社不要、「退職110番」とのメールのやり取りで完結
・相談無料、退職できない場合の返金保証あり
・有休消化や未払い残業代の計算と請求、ハラスメントなどの場合は慰謝料の請求などより専門的な範囲までカバーしてくれるのが弁護士事務所の強み
・一律49,800円(税込)



不眠症、うつやパニックで休職・退職した体験談を読みたい方はこちら
まとめ

「このまま同じ環境にいてもつらいだけ」なんて悲しいですよね。
せめて休職など利用できる社内の制度は活用して休んでみませんか?
心と体は別。
頭では「まだいける」と思っていても突然スイッチが切れたように動けなくなることをわたしは経験しています。
一人で抱えなくていいです。
誰でもいい、まずは「辛いよ、しんどいよ」と一言いってみませんか?
会社にとってはあなたのかわりはすぐにみつかっても、家族や恋人、友人にとって「あなた」の代わりはいないんです。
あなた自身の人生、あなたが主役です。
逃げたっていい、勝ち負けなんかじゃない。
どうか1秒でも早く苦しさから解放されるよう願っています。
退職を決めたら考えておきたい「お金」のことと利用可能な社会保障制度についてはこちらの記事にまとめてます!