8月20日、球界にビッグニュースが舞い込んできた。
後輩選手への暴行事件がもとで無期限の出場停止処分を受けていた日本ハムの主砲、中田翔が巨人へ無償トレードされることになりました。
早速試合に出場して活躍している。
しかし、野球ファンからはもやもやした複雑な感情がおおく寄せられている。
事件から巨人無償トレード移籍へ
巨人の中田翔内野手(32)が、読売新聞社と読売光と愛の事業団が設けた「全国コロナ医療福祉支援基金」に300万円の寄付を決めたことが21日、分かった。20日に日本ハムから無償トレードで移籍。その直後、新型コロナウイルス治療の最前線に立つ医療従事者の力になりたいと球団に申し出た。寄付金は同基金を通して全国のコロナ医療支援にあてられる。
引用:スポーツ報知
彼にとってこれがみそぎかもしれないが、野球界からはこんな声も。
球界内外から様々な意見が出た中、事の流れがはっきりとわかるまで沈黙を続けていた巨人のOB会長・中畑清はトレード発表の翌日である21日の試合終了後にその思いをようやく口にした。
「本当に唖然としたのと、『えっ?』というか、『なんで?』という思いがすごくあった」と今回の報を聞いた際の感想を率直に答えた中畑。
引用:キヨシの超本音解説 テレビ東京スポーツ
通常ならトレードされた選手に対し「よかったな、新天地でも頑張れ」と、諸手を挙げて応援するという中畑だが、今回の中田翔のトレードに対してはどこかすっきりとしない、モヤモヤとした感情を胸の中に抱えていたという。
「よくよく考えたら、トレードになる前の状況をファンはよくわからないままだった。中田が後輩選手に迷惑をかけたという情報しかない中でトレードされました、ジャイアンツが手を挙げてくれました、よかったね!チャンチャン……ということではないと思うんだよ」と、中畑は今回のトレードに対する疑問点を臆せず口にした。
「日ハムや栗山英樹監督から『(中田を)球団に置いておくわけにはいかない』というコメントはマスコミを通じて聞いたけれど、トレードする前に監督や球団が中田を交えて『世間を騒がせて申し訳ない』と謝罪会見なり、説明をするべきだったと思う。
引用:キヨシの超本音解説 テレビ東京スポーツ
正直おなじ思いをしているが、なかなか口にだせないといったところなのだろうか・・・
ファンの反応
さすがは中畑清。筋が通ってますね。長嶋さんに異論を唱えるようで、勇気がいったと思いますけどね。他球団OBも追随して欲しいですね。
300万は少ない。3000万だろ。本当にそう思うなら、身銭を切れ。
プロスポーツ選手として、
ファンに発信するメッセージは色々有ると思うが、
今回の巨人の対応は疑問が残る。
暴力行為について実質お咎め無しだからね。
確かに巨人しか中田を復活させることはできないかもしれない
だが、物事には順序がある
それを怠っているので批判しか出てこない
まとめ
野球ファン、スポーツファン、各球団のファンからは擁護する声よりも「ケジメ」や「謝罪」などはっきりしたものがないという「もやもや」を抱えながら試合をみるのが辛いという声が多く見受けられた。
中田自身、ここで再起をということだが、もう同じ轍はふめないという意味で最後のチャンスになるのかもしれないですね。