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映画『KANO~1931海の向こうの甲子園』夏に見たい本当にあった物語

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映画『KANO~1931海の向こうの甲子園』夏に見たい本当にあった物語

どうも、スポーツも映画も大好きなポモ子です。

夏になると盛り上がるのは「甲子園」。

そして8月といえばどうしても戦争について考える日がきますよね。

今回は史実に基づいた「甲子園」を目指す球児たちのものがたりをご紹介したいと思います。

こんな方におすすめの映画

スポーツ、特に野球や甲子園の高校球児たちを応援している

史実をもとにした映画が好きだ

胸が熱くなる感動モノが見たい

ポモ子
ポモ子

早速どんな作品なのかご紹介していきます。

「KANO~1931海の向こうの甲子園」のあらすじ

日本統治下の台湾。

地元の嘉義農林高校(嘉農=KANO<カノウ>)の野球部に、日本の松山商業の鬼コーチがやってきた。

無名の弱小チームが台湾代表として甲子園優勝を目指す奮闘を描いた熱血青春群像劇。

日本人、台湾人、先住民がそれぞれの長所を生かし、決勝戦まで勝ち進んだ快進撃は、台湾野球振興の原点となった実話。

「KANO~1931海の向こうの甲子園」のスタッフ・キャスト

「KANO~1931海の向こうの甲子園」のスタッフ・キャスト
引用:映画.com

監督:馬志翔 「セデック・バレ」

脚本:馬志翔、陳嘉蔚、魏徳聖

脚本監修:林海象

栄誉顧問:王貞治、郭源治

主題歌:「風になって〜勇者的浪漫〜」Rake feat.中孝介

<キャスト>


近藤兵太郎:永瀬正敏
嘉農野球部新任監督。愛媛県立松山商業学校を初の全国出場へと導いたのち、台湾へ赴き会計士となった。松山時代のいきさつから、嘉農野球部の監督就任依頼を受けても渋っていたが、練習風景を偶然見て、監督に就任する決意をする。
スパルタながらも愛情をもって生徒たちとともに「甲子園」を目指す。

近藤カナヱ:坂井真紀
兵太郎の妻、配給制で食事も満足に行き届かないなか生徒たちにうどんをふるまうなど兵太郎を支え、野球部を支える。

八田與一:大沢たかお
嘉南大圳建設に取り組む日本の水利技術者。農村で出会った嘉農野球部員たちを激励する。

濱田次箕:吉岡そんれい
嘉農の農業教師・野球部部長を務める。教職の傍らバナナやパパイヤの品種改良に取り組んでおり、パパイヤの実になぞらえて呉と平野にかけた励ましの言葉が、甲子園に出場した彼らの心の支えとなる。

● 嘉農野球部メンバー

呉明捷:曹佑寧
野球部主将(投手)。4番バッター。本島人。あだ名は名前の一文字「明」を日本人風にした「アキラ」。近藤によって投手に抜擢され、全島大会1回戦では完全試合、甲子園では全試合完投(2回戦の対神奈川商工戦では完封)した。甲子園ではその圧倒的な投球から「麒麟児」と呼ばれた。

東和一:謝竣晟
捕手・5番。本島人、アミ族。試合中はどのような場面でも常に冷静にサインを出すことから「神捕」と呼ばれた。甲子園決勝戦で、指を負傷しても完投を望む呉明捷を「わがままだ」と批判するが、彼の強い決意を知ってチーム一丸となってサポートする。

小里初雄:大倉裕真
ファースト・7番。大阪出身の内地人で「鉄壁のトライアングル」の一人。

川原信男:飯田のえる
セカンド・8番。内地人。チームメンバーでは最年少。守備に優れた「鉄壁のトライアングル」の一人。

上松耕一:鐘硯誠
ショート・3番。本島プユマ族。甲子園史上最年長選手(当時26歳)。試合中、川原とともに歌をよく歌っている

蘇正生:陳勁宏
センター・2番。本島人。テニス部員だったが、野球部の流れ弾をラケットで打ち返したことから、近藤にスカウトされて野球部へ転部する。当時世界最大と言われた甲子園球場で、打球を最も遠い外野レフトスタンドの壁に当てた初のアジア人選手となった。

呉波:魏祈安
嘉農野球部に憧れ、練習場に出入りしていた少年。本島人(漢人)。小里の弟分的存在でよく行動を共にしており、近藤に懇願して練習の手伝いをするようになった。
後に入部して投手・外野手となり、甲子園大会にも出場した。
卒業後は呉昌征と改名、日本でプロ野球選手となり、戦前は東京巨人軍で2年連続首位打者に輝き、「人間機関車」と呼ばれた。のち阪神軍に移籍、戦後は野手だけでなく投手としても活躍し、ノーヒットノーランも達成。台湾出身選手としては初の殿堂入りも果たした名選手となる。

●その他

台湾全島大会のアナウンサー:斉藤一美(文化放送アナウンサー)

甲子園大会のアナウンサー:石塚義高

甲子園大会の解説者:水上善雄

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「KANO~1931海の向こうの甲子園」の感想、一部ネタバレ

史実をもとにした物語

第二次世界大戦中、ある兵士の回想シーンから始まります。

日本の歴史を知っているなら日本がアジアを統治していたのは知っているかと思います。その背景を理解したうえで見るお話です。

日本が統治していたということで結構つらいシーンも多いです。

この苦境をはねのけていく姿にどんどんと引き込まれていきますよね。

スポーツは国境を、民族を超える

台湾にいる日本人、もともとの民族などが1つのチームになって野球をします。

それぞれの身体能力や特徴をいかして監督が生徒たちを育てていきます。そこには人種や立場、国境はありません。

同じ「甲子園」を目指すという目標を持った野球を愛するスポーツマンです。友情も熱いです。

悲しい差別やレッテルに心を痛めるシーンもありますが、最後はスカっとします。

逆境を乗り越えるヒントは「パパイヤ」。これちょっとキーになります。

180分と長いです

作品の長さが180分とかなり長めです。しかし、物語の性質上必要な長さだと思います。

台湾編といえる前半部分。まずは野球をはじめて猛特訓をします。そして台湾代表として勝ちあがらなくていけないですからね。

そして後半、いよいよ日本編です。

選手の中にははじめて訪れた日本の地、そして「甲子園」です。

ここからどんな快進撃をみせるのか、結末は?」と見ていてハラハラ、ドキドキしているとあっという間に終わってしまいます。

テンポが悪いと正直シンドイですからね。

ポモ子
ポモ子

お約束ですが、ギャン泣きシーン満載です!

まとめ

コロナで中止になった時もあった甲子園大会。
野球ができる喜びは時代を超えてどんな環境であっても同じであり、つらい境遇でも希望や勇気を与えます。

映画がきっかけで中京商業学校(現在の中京大中京高校)と嘉義農林学校の流れを汲む両校の再戦が行われました。

85年の歳月を経て2016年から3年間に渡り「日台野球交流戦」として中京大学と嘉儀大学は試合を行ったそうです。

戦争など悲しい歴史があっても交流が続いているというのはなんだかうれしい話ですよね。

スポーツは国境を越えますね、言葉はいらないです。

雨で試合が中止な時や甲子園が終わって名残惜しい時にぜひ見ていただきたいおすすめの一本です!

2014年公開/台湾/180分

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