どうも、うつ病ブロガーのポモ子です。
うつ病を発症して休職した自分の体験談を先日まとめましたが、日常生活でどんな様子だったのか、具体的にわかりやすく「できたこと」と「できなくなったこと」でまとめてみました。
私の場合ですが、発症から19年が経過した現在は症状として寛解(かんかい)に近い「回復期」。
いまの状況と一番つらかった「発症時(急性期)」で生活にどんな差があるのか比較をしてみようと思います。
◆ポモ子(筆者)の簡単プロフィール◆
うつ症状と診断されたときの状況
●はじめて「うつ症状」がでたときの原因
・仕事の環境が変わったこと
・職務内容のストレス
・人間関係のストレス
休職期間に原因である「職場」から離れたこと、休養をとって生活していたときに思いました。
それまで普通にできると思っていたことやできていたことが「できない」と気づきました。
具体的な内容をあげてみます。
この時は一人暮らしでしたが、限界がきて実家にもどり療養生活をおくります。
いまは不眠症、パニック障害とも寛解しています。
お薬はうつに関するものだけで、徐々に時間をかけて減らしたり変えたりして症状が安定しています。
年月を重ねて少しずつ学習してぶり返さない考え方やココロの持ち方を実践しています。
19年後の現在はどうなったのか
何度か回復して働けるようになるとできなかったことがほとんどできるようになりました。
仕事では本で調べものもしますし、打ち合わせで話をします。
音楽も聴いていますし、テレビも見れています。
好きな服も買ったり、美容室にいったりしてオシャレを楽しむこともできるようになりました。
ただし、できるけれど苦手なものはあります。
できるけど苦手なこと・やりたくないこと
必要にせまられないかぎりはやりたくないなと思うことはあります。
どうしても身構えてしまう、苦手意識があることもあります。
具体的に紹介していきます。
本を読むこと
インターネットや電子書籍は大丈夫なのですが、書籍はどうしてもまだ苦手です。
プライベートでの読書はほぼしなくなりました。
その変わりによく利用しているのは「聴く読書」と呼ばれる”オーディオブック”サービスです。
人が朗読するので眠る前に聴いたりすると心が落ち着いて新しい読書の習慣になりつつあります。
お風呂はすこしおっくう
湯船につかるのは正直難しいです。温泉とか嫌いじゃないんですが、家だとなかなかツライ。
シャワーでもやっぱり覚悟をきめないと動き出せないものです。
作業工程がいろいろとあるものは考えるとそこで疲れてしまうようです。
いまは自分なりの「時短テクニック」を駆使して工夫で乗りきっています。
メイクはしたくない
落とすことを考えるとメイクはしません。
どうしても仕事などで必要なときのために極力楽に仕上げられる工夫をしています。
使うメイク道具も「洗い流せる」化粧品のシリーズを使うようにしたら気持ちが楽になりました。
ミネラルファンデーションと呼ばれるジャンルは日焼け止めからアイメイクなどのポイントメイクまでお肌に優しくて洗顔料で落とせるので使っています。
私も愛用中!落とすのラクチン【ミネラル】化粧品
●エトヴォス
下地、ブラシが優秀かつ落とすときはお湯でOK!
もちろん気になる場合は石鹸、普通の洗顔料で落とせる楽さがありがたい
ファンデも厚塗りしなくてもしっかりカバーしてくれるからサササッで完成♪
\500円割引で試せるセットが1980円/
エトヴォスまとめ:無理しなくてもいいという考え方
カウンセリングや心療内科への通院などで考え方が少しずつですが変わりました。
できないということをみては落ち込んだり、自分をせめてしまうことが減りました。
嫌なことはしない、できない無理はしない。
それが自分に優しくて自分を一番に思う考えだとわかった、気が付けたのです。
どうしても「わがまま」じゃないかなとか「甘え」じゃないかなと考えてしまいがちです。
けど本当にわがままで甘えているひとは自分をかえりみることはしません。
いまできなくても時間をかけて休む。治療をしっかりとする。
継続していくといつのまにかできるようになっています、私がそうでした。
焦らずにまわりのかたにも「できない」と伝えてみましょう。
自分の想像以上にまわりが手伝ってくれますよ。(これには本当に驚きました)
「すこしずつ、すこしずつ」、あせりは禁物ですよ。
この記事ですこしでも気持ちが楽になったりしたらうれしいです。