どうも、元不眠症のポモ子です。
わたしのプロフィールではあまり掘り下げることができなかった「うつ病」についてすこしですが、実体験をもとにどんな病気なのかや発症の経緯などをまとめてみました。
今回は「不眠症」がテーマです。
うつ病になるきっかけの一つに「不眠」があり、睡眠不足や寝つきの悪さが慢性的になるとどうなるのか。
実際に起きたできごとの一つとして読み進めていただければと思います。
◆筆者(ポモ子)のご紹介◆
不眠に悩むきっかけとそれまで経緯
25歳の時わたしははじめて「不眠症」になりました。
ここからはわたしが不眠に悩むまでのお話です。
24歳で異業種から未経験でITベンチャー企業へと転職しました。
当時は自分でもわかるほどはりきっていました。
研修中は分からないことだらけだし、同期は15人ほどいたのですが、エンジニア職の女性は3人。
研修終了後に配属された部署へは男性4人と女性のわたし1人。
焦り、いらぬ負けず嫌い、必死で食らいつく毎日でした。
もちろん家でも勉強、四六時中仕事のことだけを考える日々。
それがいわゆる「充実」なんだと思っていました。
「仕事楽しい!!!キャリアウーマンじゃん!ヒャッホー!」と能天気でしたね。今思うとかなり痛い。。。
仕事にも慣れて少しずつ実績を重ね1年がすぎたころでした。
「あれ、あの件って引き継ぎどうなってるかな?」
眠りにつこうと目を閉じると浮かび上がる仕事のこと。
ささいな心配事が芋づる式にあれもこれもとあふれ出てきて、夜中に自宅のパソコンを立ち上げてカタカタやり始める。
また次の日も、そのまた次の日もとそれが当たり前になっていました。
そんなある日、寝ようと思っても目がさえて仕方がないという状態のときです。
「あれ?寝るってどうするんだっけ??」
眠り方がわからないよぉー!!!!
「睡眠迷子(私が勝手に命名)」になりました。
目を閉じても一向に眠れない。睡魔もこない。
こうして一度迷い込んだ迷路からの脱出に奔走する日々がはじまるのです。
眠れない時に逆効果になるNG行動3つ
夜になったら自然と寝るもんだというのは知ってます。
当たり前ですよね。
2,3日ならばまあわかるのですが、1週間や10日とどんどん寝付けない眠れない日が続いていくとさすがによろしくないなと改善するために自己流の改善法を実践します。
ここで無知な私は逆効果になる「NG」行動を実践していました。
こんな日々を続けていれば、だんだんと疲弊していきます。
朝も起きられないし、日中は頭も働かない。
うっかりした初歩的なミスをしては落ち込みました。
自分でも信じられないような簡単な間違いや忘れ物などが続く日々に悔しくてかげで泣いたりもしました。
けれど仕事の量は変わらないどころか増えるばかり。
正直ついていくことができません。
土日で寝だめをしてもサイクルがおかしくなってかえって月曜日は憂鬱どころか起きられない。
このころ寝坊で遅刻しそうになり当時お付き合いしていた彼氏に朝のモーニングコール(聞こえはいいですが、「起きて会社行けよ」という電話です)がはじまります。
社会人としてはわたしのほうが先輩、かつ年下の恋人に起こされないと会社にいけない。情けない。
ひとり暮らしで寝坊が怖いとき、さすがに親に起こしてとは頼みにくいしかといって恋人や友達に頼むのもきがひける・・・
最近では自動音声で好きな時にだけ利用できるモーニングコールサービスもあるみたいです。
あの頃あれば利用したかった。
そして不眠症になりました
できないことを数えはじめては落ち込む毎日。原因や解決策がわからない。
次第に負の感情がうまれます。「だめだな、あたしって・・・」自分を責める毎日。
ダークサイドへの扉が開き始めます。
思えば不眠症がはじまりで、そこから「うつ病」へと突き進む時期だったのかもしれません。
いまとは違いまだインターネット上に情報があまりなかったことやメンタル疾患への風当たりがつよくてなかなか現実を受け止めようとしない自分がいたのかもしれません。
しかし、わたしが学生時代に「心理学」や「精神疾患」の授業を受けていたので体調の変化や異変が「これはもしかしたら心療内科へ行ったほうがいいのかも?」と判断することができました。
おかげでしばらくは病院でもらったお薬をのみながら眠りにつくことができるようになり、働き続けることができました。
まとめ:放置は危険な「眠り」のお悩み
休みに夜更かしをしてサイクルが乱れたりするなど一時的に眠れないことは誰にでもおこることだと思います。
しかし、わたしのケースのように仕事や人間関係のこと、ストレスから突然寝付けない日が続いたら「いつか寝れるだろう」とそのままにすることはおすすめしません。
体への影響、ココロへの影響、日常生活への影響などなどあげたらきりがないからです。
さらに自己流で解決させようとして逆効果になることもあります。
サプリなど様々な商品が出回っていますが根本からの解決ができないと悩んだら放置せずに専門の病院やオンライン診療などへ出向いて早めに対処することをおすすめします。
つらいなと思ったら早めの受診が肝心ですよ!ぐっすり眠って心も体も元気でいたいですね!