
どうも、うつブロガーのポモ子です。
休職してから復職せずに会社を辞めたという体験談について以前に記事にしました。
休んでいる間に生活を支えてくれたのは「傷病手当金」という制度でした。
「傷病手当金」という制度自体その時にはじめて知ったため、いま思うと「もっと活用するべきだった!」とかなり後悔しています。
・人事も知らない?「傷病手当金」の制度としくみ
・「退職後でももらえる?」損しないための方法
・申請など具体的な手続きや注意点、対策として利用可能なサービス
◆この記事の筆者(ポモ子)のご紹介◆

それではさっそく「傷病手当金」の制度について見ていきましょう。
人事も知らない?「傷病手当金」の制度としくみ
傷病手当金(しょうびょうてあてきん)とは、健康保険法等を根拠に、公的医療保険(健康保険・国民健康保険・船員保険・各種共済組合等)の被保険者が疾病または負傷により業務に就くことが出来ない場合に、療養中の生活保障として保険者(全国健康保険協会・健康保険組合等)から行われる給付(金銭給付)である。雇用保険の傷病手当とは名称がよく似ているが、全く異なる制度である。
引用:Wikipedia

かたいなあー、もっとわかりやすくしてよ!

おっと失礼!そうだね。もう少しわかりやすくがいいね!
休職するとなるとお給料が出ないのではないかという不安はつきものですよね。
それをカバーする役割が「傷病手当金」という制度です。
「傷病手当金」の受給条件
「傷病手当金」の受給条件
・社会保険(会社の健康保険)に1年以上加入している
・業務外の病気やケガの療養のための休む必要がある
・会社からの給与の支払いがない
・連続する3日間を含み4日以上仕事に就けない
毎月お給料から天引きされている「社会保険料」。
高いなと感じていましたが、じつはここで役立たれていたんですね!
ハラスメントなど仕事が原因でうつなど精神疾患になったら「労災」じゃないかといいたいところですが、この判断がけっこう厳しいのが現状です。

正直「訴えてやる!」な気分ですけどね。
お休みしているのでお給料がでていないのが前提。
それを補うための制度ですので二重でお金はもらえません。
「傷病手当金」の受給ができないケース
「傷病手当金」の受給ができないケース
・国民健康保険の加入者である(フリーランス・自営業など)
・障害年金などを受け取っている
・労災保険から休業補償給付を受給している
おなじ健康保険でも「国民健康保険」はこの制度はありません。
自営業やフリーランスのかたはご注意くださいね。

え、じゃあたしみたいな「インフエンサー」で「モデル」はダメってこと?

うそをつくんじゃない!もう次いきまーす!
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人事が教えてくれない「傷病手当金」の支給額と期間

「傷病手当金」の支給額
<1日当たりの金額を計算する方法>
支給開始日の以前12ヵ月間の各標準報酬月額を平均した額 ÷30日 × (2/3)
※支給開始日とは「傷病手当金」が支払われる日
標準報酬月額については「協会けんぽ」のサイトで確認できます。

支給額の目安ですが、月給の2/3と言われいます。
「傷病手当金」の受給期間
「傷病手当金」の受給期間は最長で1年6か月。
これ結構しらない人多くないですか?
実はわたしは知りませんでした。
おそらく会社が定める「休職期間」との関係だと思います。
わたしの場合、会社の規定で1か月しか休職できなかったのでそれ以上のことについて人事担当はなにも教えてくれませんでした。

これは経験談ですが、「1か月」で進退を決めなさいと言われました。短い期間で判断できる症状ではないのにとイライラムカムカしました。
会社の規定は様々ですが、「休職期間もそこまで長くないよ」というかたもたくさんいると思います。
実は、そこが落とし穴!
「傷病手当金」は退職後ももらえます!

え!なによそれ!

だよね!知らなかったよね?聞いてないよー!
そうなんです。もし休職期間が終わっても出社・復職ができない場合には「退職」について考えますよね?
体調がよくならずに退職した場合でも引き続き「傷病手当金」はもらえるんです。
<注意するポイント>
もらえる金額はひと月ごとです。
最長1年6カ月の支給期間があってもまとめて1年6カ月分がもらるわけではありません。
● どうして知られていないのか、考えられる理由
・人事が知らない、詳しくない
・辞めた人のケアまでしてくれない
・人事が面倒だから教えたくない
まあそうですよね。
辞める人の手続きで手一杯ですもんね。
人事・労務の仕事をしたことありますが、辞めた後のケアは個人が決めてもらう範囲になるのでアナウンスがないのも理解できます。

人事の仕事をしたことがあるけど、相手に「余計なお世話」って言われたら困るのよね。いろんなケースがあるので・・・
職場がブラックで「辞める」が言えない時にはこちらをチェック
退職後の「傷病手当金」の申請方法

会社にいる間は基本的には人事担当者が手続きを行ってくれるケースが多いです。
退職したあとについては自分で手続きを行う必要があります。
・社会保険(会社の健康保険)に1年以上加入している
・退職日に「傷病手当金」を受給している、受給できる条件を満たしている
・退職日以降に「傷病手当金」の受給できる期間が残っている
(最長1年6カ月で考えた残りの期間がある)
< 注意点 >
1.退職日まで休職となっている場合に1度でも働けるとみなされると支給がストップします。
たとえば少し調子がよくなったからと短期間だけ「復職」をしたり、退職前の手続きなどで出社した場合も「出勤」扱いになるので注意が必要です。
2.申請書類は会社で用意してもらえるケースが少ないです。
自分が加入している健康保険組合などのホームページから書類をダウンロードするなどして準備をし作成します。
書き方もホームページを参考にしたり、不明点の問い合わせも自分で健康保険組合に確認します。
3.書類には医師による証明を記入してもらう必要がある。
すでに通院しているケースが多いのでそこで「傷病手当金」の申請ができるか確認が必要ですが、まれにお医者さんや病院が対応してくれないケースがあります。

なんかいろいろ厳しいね。これ自分でやるんでしょ?体調悪いのにできるのかなあ?

病気でしんどいのに自分でできるかはたしかに「不安」だよね。だからサポートしてくれるサービスがあるんだよ!

なーにぃー!!!早く教えなさいよ!

落ち着いて!いまから説明するから!
申請が難しい時に頼れるサービス「退職コンシェルジュ」

申請をするのに必要な情報を集めて、書類を集めて・・・
精神的なダメージをうけている状況で情報収集することは厳しいですよね。
わたしがうつで休職したばかりのころは普段できていたことが全くといっていいほどできない状態になりました。
思考停止にちかい状態であれこれ調べてなんてやる自信ないですよね。
そんな悩みによりそってくれるのが「退職コンシェルジュ」です。
「退職コンシェルジュ」とは?
「傷病手当金」や「失業手当」など受給するための手続きをスムーズにするためサポートしてくれるサービスです。
「退職コンシェルジュ」を利用することで「傷病手当金」の申請のみならず「失業手当」を最大限に活用するためのアドバイスも受けられます。

・専任のプロが申請に関するアドバイスをしてくれる(代行ではない)
・実績は5年間で1500名以上
・サービスを利用したのに申請が通らなかった場合は「退職コンシェルジュ」へ支払った料金は「全額返金保証」
代行ではないけれど、何の書類が必要でどう記入するのか、どこに提出すればいいのかなど丁寧に教えてくれます。
一番判断に困る「申請の時期」やタイミングなども教えてくれるので申請が間に合わないことで起こる「不支給」も防止することができます。
また相談や専門的なアドバイスを受けられるのは安心できますよね。
サポートも電話やメール、チャットなど充実しています。
自分でできると思う方には不要だとおもいます。
経験上、うつなどでお休みしている最中にあれこれとはスムーズにはできません。
あくまで、個人の意見ですが。
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・年齢が20歳~54歳
・退職日が本日から『2週間以上、3ヶ月未満』
・現時点で転職先が決まっていない
・社会保険に1年以上加入している(会社の健康保険)
くわしくは「WEB無料説明会」を開催してますので自分が該当しているのか聞いてみるだけでもいいかも!

あの時、会社辞める前に知りたかった!!!
「退職コンシェルジュ」 のメリット・デメリット
どんな人に「退職コンシェルジュ」が向いているのかメリット・デメリットでまとめてみました。
・体調や精神状態がつらい時にサポートしてもらえること
・専門家からのアドバイスで傷病手当金のほかに失業手当も含めて最大28カ月分も受給できる
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・5年間で1500名の実績、97%が受給、万が一受給できない場合は「全額返金」対応がある
・体調など問題なく自分で手続きができる、その知識がある人には不要
・代行ではない
・費用がかかる
知識がなく自分で調べる大変さや手続きの複雑さをサポートしてくれるのが最大のメリット。
ただし、完全な代行ではないので自分で書類を提出に行かなくてはいけないが、サービスを利用しない場合も同様である。
これまでの実績があるので「困った」時のノウハウを持っている点はかなりの強み。
サービス利用料金の目安は受給額の10%~15%相当なので決して安くはありません。
ただし、「知らずに申請しなかった」、「申請がうまくいかない」などで手当が受け取れない場合を考えるとプラスの方が大きい。

どちらを取るかですが、本当にシンドイとなにもできないので頼れる相談相手がいることはありがたいんですよ。
まとめ:使える制度を利用して安心して休もう!

働けないことで「お金」の不安はついてきます。
わたしの場合、あれこれ悩んでゆっくり休めずに結果、退職しました。
その後も情報収集ができないために無理をしてうつが再発したりを繰り返しています。
結局はこころが休まらないと本当の療養にならないのです。
もし、一つでも心配ごとが減るなら活用できる制度やサービスを利用して安心を手にいれませんか?
すぐに働くことが難しい場合は公的な制度など利用して治療する時間を取る。
元気になったらあなたらしく活躍できる場所をさがしてみてはいかがでしょうか。
転職するだけではなく、在宅ワークや得意を活かして仕事にする方法もたくさんあります。
しっかりと休めば、きっといろんなことが見えてきますよ!



