2021年4月15日スタート木曜よる21時～テレビ朝日系で放送中。
過去このテレビ朝日「木曜ドラマ」の枠といえばヒット作が連発していますね。もちろん多くのシリーズ化もされています。
「TRICK」、「黒革の手帖」、「緊急取調室」、「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」など。
刑事、医療、法廷、権力争いなどの骨太で社会派な作品が好きな方にはぴったりの作品です。
では今回の『桜の塔』についてご紹介していきましょう。
ドラマ見るなら31日間無料トライアル実施中【U-NEXT】『桜の塔』のあらすじ
ご視聴ありがとうございました✨
— 【公式】木曜ドラマ 「桜の塔」? (@SakuranoTou_ex) May 27, 2021
銀さんにあんな過去が…
色んな人の正義がぶつかり合って
切なくなる7話でした?
?第8話は6/3(木)よる9時?
千堂が刺された…⁉️
負の連鎖で更なる犠牲者が…?
そして漣は離婚届を突きつけられる!?
いよいよ最終決戦へ突入?#桜の塔#第8話#6月3日#木曜よる9時 pic.twitter.com/guDpAztmOe
2016年東京都内の銀行で一般市民を人質に取った立てこもり強盗事件が発生。
改造銃を所持しており、現場から「SAT」の応援を要請。
しかし、次期警視総監の座を争う派閥間の権力争いにより協力は得られない。
覆面をかぶった犯人が人質の一人に発砲し、まんまと裏口から逃走するという大失態をおかしてしまう。
ある事情により刑事部長の千堂より捜査の陣頭指揮をとっていた捜査共助課課長にかわり捜査共助課の理事官の上條が指揮を取ることになり容疑者が逮捕された。
そこには、すべてに裏があり、上條がかかわっていた。
最新話の見逃し配信「TVer」
『桜の塔』のスタッフ・キャスト
脚本 ：武藤将吾 『3年A組-今から皆さんは、人質です-』、映画『テルマエ・ロマエ』など
主題歌 ：宮本浩次 「sha・la・la・la」
＜キャスト＞
上條漣（かみじょう れん）：玉木宏
警視庁捜査共助課の理事官→警視正。「外様派（とざまは）」。
ずば抜けたプロファイリング能力を持ち権力こそが正義で上昇志向が強い。
父親も警察官だが、自死した過去を持つ。いつも父のかたみのスキットルにウイスキーを入れて持ち歩くアルコール依存症でもある。
水樹爽（みずき さわ）： 広末涼子
警視庁捜査一課主任。ノンキャリアで正義感が強い刑事。漣の幼馴染。
漣がアルコールを飲んで仕事をしていることや不正を働いていることを知っているが言いくるめられてしまう。
◆警視庁関係者
荒牧雄彦（あらまき たけひこ）： 段田安則
警視総監。「桜の塔」に君臨する男。東大出身。
千堂大善（せんどう たいぜん）： 椎名桔平
警視庁刑事部長。地方大学出身の「外様派」。警務部長の吉永、警備部長の権藤と同期であり、ともに「桜の塔」のトップである警視総監の座を狙っている。
利用できるものは踏み台にしてでも利用する。
上條の上司であり自分の出世のために成果を上げるものだけをそばに置く。自死した上條の父は先輩にあたり、世話になったという過去がある。
吉永晴樹（よしなが はるき）： 光石研
警視庁警務部長。東大出身の「東大派」。東大出身者だけを集めて派閥のトップ。趣味は写経。
馳を利用して警視総監を目指していたが馳が警視正へ昇格できなかったために汚れ仕事をまかせる。
代わりに上條を引き抜き千堂をつぶす画策をする。
馳道忠（はせ みちただ）：渡辺大知
警務部の警視。漣と同期のキャリア組。「東大派」として吉永の下で働くが警視正に昇進できなかったため不正経理の仕事へと更迭されてしまう。
正義感が強く温厚な性格。それゆえに精神を病んでしまう。
権藤秀夫（ごんどう ひでお）： 吉田鋼太郎
警視庁警備部長。「薩摩派」。薩摩出身者だけの派閥のトップ。
新垣広海（にいがき ひろみ）：馬場徹
警備部の警視→警視正。漣と同期のキャリア組でライバル。高圧的な態度で強気なことばかり口にするが警察大学校時代に上條と馳とともに脱走したことも。父親は警察庁長官。
富樫遊馬（とがし あすま）： 岡田健史
警視庁捜査一課の刑事。水樹班のメンバーだが、水樹へ好意を寄せている。
牧園隆文（まきぞの たかふみ）： 関智一
警視庁捜査一課長。
◆その他
千堂優愛（せんどう ゆあ）： 仲里依紗
警視庁刑事部長・千堂の娘。漣の婚約者になるが自分に気がないと疑っている。
刈谷銀次郎（かりや ぎんじろう）： 橋本じゅん
元警察官。上條の父・勇仁の後輩だった男。上條が「桜の塔」を登り詰めるための汚れ仕事を担う。
小宮志歩（こみや しほ）： 高岡早紀
銀座の高級クラブ「S」のママ。元警察官。
上條の父には世話になった過去がある。上條が「桜の塔」を登り詰めるための協力者。
『桜の塔』の感想・注目ポイント
権力争いの構図がぞくぞくする
警視庁内の派閥争いのために「人質立てこもり事件」が起きても連携しない、助けない。
これ本当なら信用問題ですよね。
まあここはドラマの中のお話ですが、責任のなすりあい、足の引っ張り合いですが、たしかTBSドラマ「小さな巨人」でも同じような本庁と所轄のせりあいをみたような記憶があります。
自分がのし上がるために駒のように部下を切り捨てる、また長いものには巻かれるのでどんな悪事があっても目はつむるという・・・
権力争い、派閥争い、怖いですね、ぞくぞくします。
玉木宏さん演じる「上條漣」の抱える闇
鋭すぎるプロファイリング能力を持ち、自分の父親の死から「悪魔に魂を売る」ことでキャリアとして警察組織のトップへのぼろうとする男、上條。
一話目から早速闇が深い。
協力者の元警察関係者もふくめて一体なにがあったのか。
のぼりつめた先で何をしたいのか。復讐なのか、それとも・・・気になります。
父親の形見であるウイスキースキットル（携帯するボトル）を持ち歩き日中から飲んでいる様子はもしかするとアルコール依存症なのかも（幼馴染から「酒臭い」と言われていた）。
また上條の父を知っている千堂・吉永・権藤の三人の部長とその死が自死ではないという展開は今後のキーとなりそうです。
「イケオジ」たちがたくさん出演
出演者が「イケオジ」（イケてるおじさん）だらけです。
今作の前（「にじいろカルテ」）では気のいい村の世話役をしてた光石研さんも今回は東大出身の警務部長。
椎名桔平さん、吉田鋼太郎さんなどなど勢ぞろい。
意外なところで声優の関智一さん（ドラえもんの「スネ夫」役）が出てますね。
捜査会議で関さんと玉木さんが並んだ時に思わず「実写とアニメの千秋先輩だ（のだめカンタービレ）」と思ってしまったのは私だけでしょうか（笑）
テレビ朝日はドラえもんの声優さんを今期にドラマに起用していますよね。
ジャイアンの声を担当されている木村昴さんも「泣くな研修医」にご出演されるようですね。
気のせいでしょうか。ちょっと気になります。
まとめ
刑事ドラマという側面だけではなく権力、派閥の争いと人間ドラマ。
本当の正義とは何か、本当の悪魔は誰なのかを問うかなり骨太な作品です。
権力争いだけではなく、警察内部の不正の問題、さらに玉木さん演じる上條漣の父は本当に自ら命をたったのかそれとも誰かに殺されてしまったのか？謎は深まるばかりです。
いろいろと見ごたえありすぎな今作、要チェックです。
